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第六話『君はあの日のこと覚えていますか。』

さて、久しぶりに~出会い編~の更新に
お腹が痛い俺が来ましたよ。


久しぶりだなぁ・・・。
皆さんこんなカテゴリー忘れてるんじゃないかという頃に更新です。
書いている俺ですらどこまで書いたか忘れている始末。

思い出しながら書いていきます☆
読んで頂けたら幸いです゚・*:.。. .。.:*・゜






第六話『君はあの日のこと覚えていますか。』




電話で恋愛相談を受け続けている間に季節は冬へ変わっていった。
相変わらず俺は『心配すんなって!仲直りできるって!!』と
マローンの恋愛を応援していた・・・。

好きな人の恋愛の相談を受けることがどれだけ苦痛か。
でも俺は耐えた、耐えることが出来た。
そこで引いたらマローンとはもう話せなくなる気がしたから。


それにまだ好きだったから。



受験シーズン真っ只中の俺とマローンは勉強の話もよくしていた。
俺は地元の工業大学か美術大学を受験するつもりでいた。
マローンは地元の看護学校。
俺は理系にも関らず、英語と国語が得意。
マローンは英語が苦手だった。


俺『英語わかんないの?教えようかw?』
 (ふざけて冗談のつもりで言った。)
マ『うん。お願い!』
俺『ま、マジっすか?じゃ、じゃぁ俺んち来る?』
 (これも冗談w)
マ『いいよー。いつにする?』
俺『!!!!!じゃぁ、じゃぁ明日で。』
マ『わかったぁ。』


ほう・・・。
これはか?
俺んちに来るとか言っといて、実際はこないんだろう。

バカ!俺のバカ!!

ドキドキしてんだっ!
相手は彼氏持ちだぞ!!
お前が期待してる様なミラクルシュチュエーションなんてありえないんだぞっ!!
でも心のどっかでウッシッシ(・∀・)と笑う俺がいた。


次の日の放課後。


俺『マジで俺んち来るの??』
マ『うん。だめなの?』
俺『いや、いいです。かぁさんいるけど気にしないでね。』
マ『わかった。』





二人は並んで俺の家に向かった。
今でもハッキリ覚えているよ。
吹雪の様に風が強く、雪が舞い降りていたね。
初めて君と歩いたんだよ。
俺は一生忘れない。
本当に嬉しかったんだ。

部屋についてお気に入りの音楽をかけて、
勉強のことなんて忘れて二人で色んな事話したよね。

帰り際、バス停まで自転車で二人乗りして送っていった。
俺はバスが見えなくなるまで君に手を振った。
バスがいなくなって本当に気づいた、
どうしようもない位、君のこと好きなんだって。
頬をつたう液体が雪が涙か分らなかったけど、
冷たい冬の風が痛いくらいだった。


・・・だから俺はいまでも冬が好きなんだよ。

   待ち遠しいくらい冬の雪が好き。

   だって、君との始まりの季節だから。








月日が流れ、季節は春に近づいてきた。
マローンが彼氏と疎遠になってたのは本人から軽く聞いていた。
でも俺は動こうとはしなかった。

もぅ正直、疲れていたし、無理なのも感じていた。
なにより自分への自信が限りないほど0に近くなっていたから。
傷つくことを恐れたら何も始まらない』とかよく聞くけど、
あれはウソだよ。
傷つく事ほど嫌なことはないもの。
今まで傷つくことを耐えていたけど、限界を感じてた。

ああぁ。もう少しで卒業か・・・。
結局、俺なんてこんなもんだよなぁ。
3月2日、俺はいつものように生活していた。

深夜いきなり俺の携帯が鳴った。


マローンからだった。



俺『モシモシ』
マ『あ、以蔵?』
俺『なしたの?』
マ『以蔵私の事まだ好き?』
俺『ああぁ、好きだけど。どーしたの?』

・・・


マローンは彼氏に浮気されていたらしい。
しかも相手はマローンの友達だった。

俺は悔しいけどその男に腹が立った。
と同時にマローンにもはらが立った。
「だからそんな奴止めとけって言ったじゃん!」と思った。


マ『以蔵がまだ好きなら、告白してよ!!』
俺『????????』
 『ああぁ、好きです。付き合って下さい。』
マ『はい。』


なんだこれ?
俺なんで告白させられてるの?
普通向こうが告白する場面じゃねぇの??
っと思ったのは電話を切った後だった。

電話を切ってから色んな事考えた。

浮気した男のこと。
告白しろといったマローンのこと・・・。


考えれば考えるほどムカついてくるし、
マローンと付き合えたことを考えると嬉しいし、
複雑な気持ちだ。

でも結果としては、浮気した男をボコボコにしてやろうってことで落ち着いた。
マローンに電話でその男の名前を聞いたけど、
『やめて。』と言われた。
悔しい、俺はまだ耐えないといけないの?


まぁいいっか!
今はそれでいい。
これからたくさん幸せになろう。
時間はたくさんあるんだ。















後日、初めてマローンの実家に遊びに行った俺は、
マローンに、



マ『友達以上に見れない。』




と言われました。コノヤロウ。


よかったら追記も読んでくださいね☆

more...

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第五話『まさにこれが生き地獄ですよ。』

さて、学校のPCの目の前に『バイキング(冠二郎)』
というCDが置いてある俺が来ましたよ。(-ωー)アー


まぁ何故か妻はこの唄を歌えるんですけどね。

そんなことはさて置き、
早くも五話目に到達。
いったい何時まで続けるつもりなのでしょうか?
皆さん我慢が大事です。
話しがわからなくなったら最初から読みなおそう!
じゃぁ頑張ってヽ(´ー` )ノオクレヨン




第五話『まさにこれが生き地獄ですよ。』




さぁこれで俺も「モバイラー」の一員だ!
その手にはまだ真新しいPSHが握られている。
PHSを持った快感は人生の中でも上位に入るほどだ。
嬉しいぞぉぉぉ~~~~!!

早速、俺はマローンの電話番号を教えてもらうべく動き出した。
かといって、

『お前、番号教えて。』

とか恥ずかしくて言えない俺。
情けない。


で、どーしたかというと。
確かうさぎ(現役女子高生)が

う『以蔵。番号聞かなくていいの?』

みたいなことを言って教えてもらった気がする・・・。
 (ここらへんの記憶はすごく曖昧模糊)
まぁとにかく俺はマローンの番号を

華麗にゲット>⊂(゚ロ゚⊂⌒`つ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡

うっひょ~~~~!!
今の俺なら素手でミルコと戦える!!
もしくは生茶の牛乳割りもイッキで飲めるZE!!

もぅドッキドキw
心臓は破裂寸前ですよw
ピッチに番号登録完了!!

プルプル・・・。
指が俺の意思と反して動かない。
はっ!もしや俺ビビってる。
そんなことはねぇ!

うさぎだってこう言っていたではないか。

俺『ぶっちゃけ、マローン俺のことどー思ってるの?』
う『いい感じなんじゃない?』
俺『そーなのか!』
う『うん。』

と言う会話があったはず。
俺はこれを俗に言う「脈アリ」と言う現象であると解釈した。
今考えると結構投げっぱなしの会話だねw
俺の脳みそ全速力でプラス思考ヽ(´ー`)ノバンザーイ

勇気を振り絞り


ぽちっとな!


出るまでの時間が長く感じる。
漫画みたいな表現だが非常に適切だ・・・。

・・・



マ『はい。』
俺『あ、俺。以蔵。』
マ『あ~以蔵。』
俺『これ俺の番号だから。登録しといて。』
マ『わかったよ。』
俺『ああぁ。・・・んじゃまた電話するわ。』
マ『わかったよ。おやすみ。』
俺『おう。おやすみ。』






キタキタキタキタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!




あはははwww
俺、ピッチで、会話、しちゃった。
うれしさ、満載、希望、いっぱい。
ケラケラヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノケラケラ

大変取り乱しました。
ゲフンッ!アー、アー。
あまりにも嬉しかったもので・・・。
はしゃぎすぎちゃった。テヘッ。


これで俺はいつでもマローンとお話できる訳だ。
流石に俺の気持ちはわかっているだろう。
女友達が、

友『以蔵、マローンのこと好きみたいだよ?どーするの?』

みたいな会話を確実にしている自信があった。




1ヶ月ほど経ち、
俺は夜マローンと電話するのがほぼ日課になっていた。
まぁ今日の話とか他愛もない話をしていた。

マ『あのさぁ。』
俺『なんだ?』(お?俺告白されんのか?)
マ『好きな人できたんだ。』
俺『ほんと。』

・・・?



・・・・????




????????????????


ナンデスト?
ワタシニホンゴワカラナイ




うっそ~~~ん。
あれぇぇぇぇぇぇぇ??
俺の気持ち知ってるよね?
それってスゴク残忍ですよ?

俺は平静を装ってこう答えた。

俺『へ、へl;え~~。そうなんだkぁ~。』
マ『うん。』
俺『で、誰なの?』
マ『以蔵の知らない人。』
俺『ふ、ふ~~ん・・・。』
マ『大学生なんだ。』
俺『!!!』
マ『こないだ友達の紹介で一緒に遊んでさぁ。』
俺『あぁ。』(心ここにあらず。)
マ『雨降ってて車で送ってもらってさぁ。』
俺『ふあぁ。』(気が抜ける。)
マ『車に乗った時、頬に付いた雨の雫を親指で拭いてくれたの。』
 (明らかにマローンがポッってなるのがわかった。)
俺『!!!!!!
俺『ぜってぇそいつ止めたほうがいいって!!』
俺『そんなキザな男のどこがいいのよ?』

俺『お前のこと好きなんだ付き合ってくれ!

マ『・・・タイミング悪いよ。もぅその人のこと好きだもん。』

ファァァァァァッッッッック!!
 このビッチが何言っていやがる!!

と今なら確実に言える。

だがあの頃の俺は純粋で繊細で・・・。
その衝撃に耐え切れるほどの心はなかった。

俺『そっかぁ。タイミングかぁ。
  俺そんなこと考えてもみなかったよ。
  でも俺お前のことまだ諦めないよ。
  だけど応援する。
  俺は好きだから応援する側に回るよ
。』

マ『ありがとう』

俺はなんでこんな台詞を言ったんだろう。
心から応援なんて出来る訳ないのに。
まだチャンスがあると思ったから?
格好悪い姿を誤魔化すため?

気がつくと俺のピッチの代金は
5万を超え、
家電も5万を超えていた。

それでも俺はマローンに電話をかけ続け、
恋愛相談員になりきっていた。
もちろん煙草は一日一箱ペースになった。
まさに生き地獄
俺は受験勉強と好きな人の恋愛相談に毎日忙しかった。





次回予告


白い雪と淡い想い。
『君はあの日のこと覚えていますか。』


第四話『鈍感女は、何処へ行く。』

さて、またしても研究室で孤独にネットサーフしてる
妻にパソコンヲタクと呼ばれた俺が来ましたよ。* ゚ + 。・゚・(ノД`)


すっかり長くなってしまった~出会い編~。
皆さんそろそろ飽きてきているかと思いますが、
もう少しお付き合い下さいませ。( ´・ω・`)_且~~ イカガ?




第四話『鈍感女は、何処へ行く。』




さぁ、マローンへの淡い恋心が早くも崩れ去り、
学際も終わってしまいました・・・。
でも俺は過去の恋愛(片道キップ)から確実に学習していた!

このまま諦めたらいつもと同じパターンだまだイケる!!)

とりあえず、学際の打ち上げがあったので、
その時が絶好のチャンスだと思っていた。


学際の打ち上げは『カラオケオール』。
近くのカラオケ屋に酒を持ち込み、
朝まで騒ぎまくる!!
これが俺達のいつもの飲み会だった。
とにかく俺達のクラスは仲が良かった。
皆、飲んで騒ぐの大好き!
俺も大好き!!


そんな楽しい飲み会で事件がっっ!!



うさぎ(現役女子高生)!吐いてる・・・。


なんか一人で日本酒カポカポ飲んでると思ったら、
つぶれてるじゃん!!

(ここは急いでトイレに運ばなくては!)と思い。

俺『お~い!大丈夫かぁ?一人で行けるか?』
う『・・・いけ・・・る。大・・・丈夫っ・・・』
俺『よし!俺につかまって立てるか?』
う『・・・うん。』

うはっ!立ててねぇw
なんか産まれたての馬みたいにヨロヨロしてるしw

ここは俺が漢(オトコ)を見せるしかない!!
うさぎをお姫様ダッコしてトイレまで運んだ。
 (高①の時に着替えてるうさぎの下着姿とか見たこと思い出して、
  俺ドキドキ。)
なんて考えてる間にうさぎがトイレから出てきて、
俺またお姫様ダッコ。
すげー役得・・・。




・・・。



あれ?うさぎの様子が・・・。


ド━(゚Д゚)━ ン !!!


うっはー!やられた・・・。


俺の服がぁぁぁっっ!!


っと、その時!!
なんとうさぎの中学からの友達でもある、
マローンがこっちに来た!!


マ『うさぎ大丈夫??』
俺『俺の服がぁぁぁっっ!』
マ『うわー。』
俺『うわー。』
マ『私、うさぎの服拭くから後はいいよ。』
俺『うわー。』


なんてこったい。
ジーザスガッテムサノバビッチ
この場合、適切な英語はどれなんだいジョニー。

泣く泣く俺は自分の服を、
カラオケ屋のトイレで洗いましたとさw

むぅ・・・。
マローン・・・。
俺の服を拭いてくれるとかないのかい?
心にダムはあるのかい??
俺なんて Out Of 眼中ですかい?フヒヒ。

その後はいつもの飲み会に戻って、
始発で帰りましたとさ。チャンチャン。



またしばらく時が経ち。


いつからだろう・・・。
こんなに胸が苦しくなったのは。


俺はこんな事を平気で言えるほどの
恋愛バカに成長していた・・・。


確かあれは冬だったと思う。
女友達の家で皆で酒盛りしていた。
マローンはそこにはいなかった・・・。

俺『マローンって今日こないの?』
友『なんか、親がダメって言ってるらしいよ。』
俺『ええぇ・・・。まじかぁ・・・。』

あの時、俺がマローンの事を好きなのは皆知っていた。

その時プリムが!!

プ『私、マローンに電話してみよーか?』
俺『おう!!頼む!!!』

神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
って絵文字がほんと適切だわ。

家が厳しい俺は携帯なんて持てなかった。
しかもその頃はPHSが主流で、
マローンはauを使っていた。
その時のプリムはマジで神様に思えたよ。

プリムとマローンが電話中・・・。

ムズムズ・・・。

たまらず、

俺『プリム俺にも話させてくれ!!』

快くプリムは代わってくれた。


俺『モシモシ、以蔵だけど』
マ『楽しんでる?』
俺『おう!なんでこないのさぁ?』
マ『お父さん(現義父)が怒ってて家でれないんだ。』
俺『こっから近いジャン!ちょっとでもいいから来なよ。』
マ『後で聞いてみるよ。』

・・・しばらくどーでもいい話しをしてた。
そして、話しは恋愛へ・・・。

俺『誰か好きな人いないの?』
マ『今はいないかなぁ。』
 (キタコレ!!)
俺『告られたりするんじゃねぇ~の?』
マ『ムリムリ、そんなにかわいくないって。』
俺『いや、かわいいって!
マ『はいはい、ありがと。』
俺『いやいや、冗談なしにマジかわいいって!!!』
 (うはっ!俺積極的。)
マ『またぁ。』

・・・?

あっっっっれぇぇぇぇええぇ!!??

さっきから流されてない俺?
いやいや。
反応は悪くないはずだ!
でも小一時間はこの繰り返しだ・・・。
でもさすがにマローンも俺の気持ちに気づいただろ。

気がつくと2~3時間ほど話していた。
あの時代は携帯の通話料金が、
驚くほど高かった。
なのに俺、人の携帯奪って3時間も話してた・・・。
プリムごめん・・・。

しかも、女友達のベットの下とか隙間に入って、
ゴロゴロ転がりながら電話してたらしい・・・。

電話が終わって、
友『以蔵、積極的~~~♪』
と言われた事は覚えている。

この瞬間、
俺、告白したも同然だなぁ。
と悟った。

うん、これでいい。
マローンの反応も満更でもないし、
次学校で会うのが楽しみだ。


次の登校日。

俺『マローン、おはよう!』
マ『あ、オッス。』

む・・・。
普通だ・・・。
そうか!普通なフリをして内心ドキドキしてんだなw
わぁぉ、カワイイ奴め!

・・・。
あれ?普通に下校時間だw
あれ?俺一人で歩いて帰ってる。


もしかして・・・。

気づいていらっしゃらない??

俺の気持ちも、告白同然の電話のことも・・・。




チョー鈍感!!!!マジで!??




アハハ・・・。
さすがだぜ、一筋縄ではいかない女ほど燃えるZE。
俺まだ諦めない!!!!

よし!!
やっぱり携帯は必要だな。
だけども基本料金高い携帯は俺の小遣いじゃ無理だし・・・。
ピッチ(PHS)だ!!


かくして俺は親を必死で説得。
気がつくと高校③年の秋になっていた・・・。


俺は男子クラス(共学なのに男子しかいない。通称:男クラ)に入っていた。

しかし、その間何もしていなかった訳ではない!
学際でもマローンのクラスに頻繁に行ったり、
話しに行ったり、アピールしまくっていた。

体重も10㌔減量し、
おしゃれ雑誌『smart』『メンノン』などを読み、
バニスターの靴を履いて登校するくらいオシャレになっていた。
もぅ誰も俺の事を「ヲタク」とは言わないだろう・・・。
自分で言うのもなんだが、カッコイイ!!


よし!!
とりあえず、電話番号ゲットしなければ!!

俺は電話番号を聞いて、
電話で告白しようと密かに計画を立てていたのである。





次回予告

うそーん・・・。
驚愕の自体が俺を襲う。
マローンの無差別テロはまだ終わらない。
『まさにこれが生き地獄ですよ。』
お楽しみに☆

第三話『友情の恐怖。』

さて、ちゃくちゃくとブログの引越し準備を進めている
FC2新参者の俺が来ましたよ|ω・`) ジー


学会が終わってからずっとライブドアブログに苦しめられ、
ようやく第三話が書けそうです★
まだまだ使い方が分らないので読みにくいかもしれませんが、
暖かい目で見てやってヽ(´ー` )ノオクレヨン



第三話『友情の恐怖。』



高校2年生になった俺は、空手部に入部した。
なぜかと言うと「強くなりたいから」ただそれだけの理由である。
ウチの高校の空手部は教える教師又は師範がいないため、
高校の同級生が教えてくれていた。
だからそこまで練習もキツクはなく、ズボラな俺にぴったりだった。


空手を初めてわかったことがいくつかある。

①寸止めって結構痛い。
②練習中は正拳突き、上段回し蹴りがモロ顔面にヒットする。
空手をやっている女の子はモンスターか美女の両極端だ。

俺は初心者なので、突き蹴りをよけることができず、
ほぼ毎日口の中が切れていた・・・。
 (美術部は、この時点で幽霊部員に降格)


上に書いてある通り、空手をやる子はモンスターか美女のどちらかである。
ウチの部活にも 美女3:モンスター1 の比率が成り立っていた。
 (しかも全員後輩)



たしかあれは高体連の打ち上げだったと思う・・・。
とある公園で俺ら酒盛りをしていた。(時効)
俺はめちゃくちゃ楽しくて飲んで飲んで飲みまくっていた。
気が付くと俺は家に帰っていた。

次の日・・・。

俺は後輩(モンスター)に格技場に呼び出された。
モンスター(以下モ)は顔は不細工でもないし(カワイクもないが・・・)、
太ってもいない、だが皆から恐れられていた。
何故なら、空手大好き少女だからである。

モ『先輩・・・。こないだ私のこと好きって言いましたよね。』
俺『へぁ?隙?』
 (こいつ今の俺の隙をついて殴る気か!?)
モ『私はいいですよ。』
俺『・・・ん?』
モ『返事聞かせて下さい。』
俺『言ったっけ・・・?(恐る恐る)』
モ『言いました!(断言)』
俺『はい・・・。』

あはは。なんだこれ?
初彼女ゲット。

みんなの反応は当然。

( ゚Д゚)ポカーン

俺も( ゚Д゚)ポカーン。

まぁ、付き合いが始まったわけですよ。



さぁ、付き合うって経験がない俺と、
積極的な空手少女のデートの内容を特別に教えてあげます。


付き合って二日目。


俺は歩いて学校に通ってたのでバスの定期券はナッシング。
それに対しモはバスで1時間は掛かる所に住んでいた。

モ『先輩。今日ウチ来ませんか?』
俺『いいよ。』

この黄金のシュチュエーション。
ギャルゲーなら大成功な場面。
エロゲーなら確実に放送できない場面。

しかしBUT!相手はモンスター。
無差別格闘サイボーグが相手では確実に分が悪い、殺されかねない。
と考えつつも俺は彼女の家へ向かう。
 (俺格好悪い)
バスに揺られる事30分・・・。
丁度モの実家まで半分くらいの距離に差し掛かった。

モ『先輩、歩いて行きますか。』
俺(な、なにを言ってやがる!歩いて逝くだと!
  俺の想像を遥かに超えている。ワンダーガールめ!)
モ『いいですよね。』
俺『あ、ああぁ。』

そこはモの実家まで歩いてたっぷり2時間もかかる場所だった。
俺(こいつ俺の体力を奪って何をする気だ!?ナニをするのか!??)
と考えつつ、モの積極的な会話に相槌を適当に打っていた。

たっぷり歩きやっと到着。

モ『どうぞあがって下さい。』
俺『おじゃぁしゃ~~っす。』
モ弟『姉ちゃん、誰ぇ~~?』

うぉ!サイボーグ弟出現!
俺は女の子の家なんて行った事ないので当然ドキドキ。

いざ!禁断の花園へ!!


・・・。
あちゃぁ。想像道りですやん・・・。
学校では格闘サイボーグなのに家では女の子チックな物が好きとか、
そーゆーギャップに男は弱いんじゃないの??

部屋にパンチングミット・・・。
壁に習字が貼ってあって書いてある言葉は、


最破

あはは・・・、空手の型の名前ってw
やっぱ理想と現実は違うねぇ( ´ー`)

結局、淡い期待を持っていた俺が馬鹿でした。
2時間ほど話して、さようなら。

帰りのバスがこれほど待ち遠しかったことはなかった。


付き合って六日目


モ『先輩今度の日曜日デートしましょう!』
俺『いいよ。』
モ『じゃぁ、先輩の為にかった服着ていきますね(ハート)。』
俺(えっ・・・。俺の為の服って・・・。)
モ『じゃぁ、今日はご飯食べに行きましょう!』
俺『あ、ああぁ。いいよ。』
モ『じゃぁ、寿司で!』
俺(!!寿司って高校生が食いに行くものなのか!!)
モ『私おごりますよ(ハート)』
俺『あ・・・。腹減ってないからいらないやぁ・・・。』

正直、俺ビビってました。
日曜でかけるだけなのに、俺の為の服って。
しかも寿司おごるって!!
回転寿司の存在を知らなかった俺にとっては驚愕の発言だった。
ってか回転寿司でも高校生には高いんでないの??
とにかく俺は何か知らないけどビビりまくっていた。


次の日。


俺はモを格技場に呼び出し

俺『俺お前のことあんまり好きじゃなかったわ。』
モ『・・・。』
俺『そーゆーことで。』
モ『・・・泣。』

うわぁ・・・。
今書いて思ったけど俺ヒドイ男だなw
今ならカワイイとか思えるけど、
あの頃の俺にはレベルが高すぎたわ。

無事別れることが出来ました。



時は流れて、高2の学校際。


俺とマローン(妻)は同じクラスになって結構話す仲になっていた。
学校際の準備で旗係り(旗に絵を描く仕事)を担当。
マローンもこの係りになっていた。

放課後楽しく話しながら作業していく内に、
俺の心の中で
俺(こいつ、やっぱかわいいなぁ・・・。)
なんて思っていた。

そのころのマローンは貧乏パーマでツインテール、まさに俺の好み。
作業中にさりげな~く

俺『お前好きな奴いるの?』
マ『実はM君が好きなんだよね。』

はぅ・・・。俺撃沈。
しかも俺と結構なかのいい友達だった。
当然そいつの好きな女の子も知っていて、
当然マローンではないわけで・・・。
しかし、

俺『あ・・・。そーなんだぁ。
  俺でよかったらいつでも相談乗るから。』

と格好良く言っておいた。

所詮俺は友達どまりなのね・・・。
でもまだ頑張れる!
俺ファイト!!




次回予告

深夜の電話はなんの為?
PSH購入!これで恋も花が咲く!?
さよならダサイ俺。
『鈍感女は、何処へ行く。』
お楽しみに☆

第二話『漫画とアニメは心の友』

さて、学会準備もようやく終わり
後輩と久しぶりに会ってご満悦な俺が来ましたよ(・∀・∀・)ヌッヘッホー


昨日の今日ですが今回も~出会い編~を書いていきます。
以外と皆さん笑ってくれたそーなので、
この調子で面白おかしく書いていきたいと思います。


第二話『漫画とアニメは心の友』


高校生活にもなれクラクメートとも仲良くなり、それなりに友達もできてきた。
正直、高校1年の頃の記憶はあまりないが頑張って思い出す。

俺はまだまだクールぶっていた。
例えるなら、飯島愛があややバリに純情ぶってるくらい。
まるで尖ったナイフのような俺。
俺の中ではクールな男ほどモテるという固定観念があった。
実際クールな奴はモテるが、偽クールの俺は当然モテるはずがなかった。

中学から好きだった女の子(以後、中子)はクラスもかなり離れていて、
なかなか会えなかった。
でも、帰りの時間などが一緒の時は
それだけでワクワク・ドキドキだった。
たまに下校時間が過ぎて玄関で待ってたこともある。
 (ストーカーではなく、男の純情である。)

とある日の掃除時間、東京から帰ってきた女子が俺に話しかけてきた。
しかも、彼女は俺のクラスで一番カワイイと思っていた女子(以後、A)である。

A『お土産買ってきたけどいる?』
俺『まじで!?なんで??』
A『いらない??』
俺『いる!!』

Aが買ってきたお土産は、

①鼻水たらしたブルース・リーの手帳。
②小さい金魚の置物??。
③ゴレンジャーのバンソーコー(確かブラック)。

だった。
かなり個性的。
確かに、ヒスの服とかよく着ている女子だったし奇抜なお土産も納得。

正直、女の子にモノなどもらったことのない硬派な俺(モテない)は、
女の子と話すというミッションですら赤面モノの純情常夏ボーイ(?)だった。
そんな俺に何故あの子はお土産を??
まぁ考えても答えは出ないし、
とりあえず放置しておいた・・・。

後日、女友達(現役女子高生だったプリン。以後、プ)に

プ『A、アンタのこと好きみたいだよ?』
俺『まじ!?ははは』

みたいなことを言われた。
実際はもうちょっと違ったかな?
もしかしたら、俺の妄想???カモ・・・。
確かに言われたと思う。
・・・?なんで俺なんだろ?
偽クール効果か!?

でも俺はまだ中子が好きだった。
でも正直諦めかけていたし、心はAに傾いていた。
 (俺カッコワルイ・・・)
「どーしよーかなぁ・・・。」
などとウジウジ考えていた・・・。

しばらくしてプが、

プ『アンタ遅いから、Aほかの人と付き合ったみたいだよ。』
俺『まじ!?ははは』

なんてこったい。
今まで考えてた俺がアホみてーじゃねぇか!!
エロゲー、ギャルゲーで言えば、選択をミスってバットエンドみたいな感じ。
本当に今でも思うよ、ここが俺の人生の分岐点。

ははは。

笑ってくれ、このチャンスを逃して高校生活ずっとロンリーウルフだった俺のことを。

「俺はやっぱ中子一筋だぜ!」と思った俺は、
Aのことを「まぁいっか」って感じで忘れた。


しばらくして下校時間、友達と帰っていると中子が後ろから歩いてきた。

俺『よぉ!今帰り??』
中子『・・・』
俺『??』
中子『アンタ・・・』
中子『私のことデブっていったでしょ!!!』
俺『・・・・?』

「はぁ・・・?
あの?言ってることがよく分らないんですけど・・・?」
頭が真っ白に。
なんだかわからないまま中子はスタスタ歩いていってしまった。

「ん?俺いってねぇし!
ってかお前のこと好きなんだよ!!!!」

なんて言える俺なら今頃は付き合えてたかも・・・ウヒヒ。
実際は何も言えないまま、高校卒業した今でも気まずいままだ。
 (あの頃の俺のバカ。純情常夏ボーイがぁ!!)
しばらくして中子はバスケ部のキャプテンと付き合った。
そーいえば中学は、サッカー部とバスケ部のキャプテンと付き合ってたっけ・・・。

もぅ何もないよね。
もぅ恋なんてしない。
なんて言っちゃうよ実際~♪

あ~~ぁ。俺、中子の為に中学ん時から10kgも痩せたのに・・・。
意味ねぇやw
もぅ、どーでもいいっス。

恋愛って何ですか?
俺なんて、そんなもんかぁ・・・。
そーだよなぁ・・・。
そんな俺はブクブクと元に戻り、
クラスでもただのウルサイ男子になっていた。
クールなんて、もぅやめだ。


恋することを止めた俺はトコトン恋愛に対して卑屈な、自己嫌悪ボーイに進化していた。
近くの本屋で漫画を一気に10冊買ったり、
アニメを見たり、
絵を描いたり・・・。

そぅ、俺ヲタクw
うっひょーーー。
漫画たのすぃ~~~♪
アニメたのすぃ~~~♪
絵描くのたのすぃ~~~♪

俺は悟った。
「漫画、アニメは俺を裏切らないなぁ」
 (もし、俺が東京出身なら100%秋葉系・・・。)

こいつらは心の友だ!

気が付けば美術部に入り、高2になっていた。



次回予告


脱ヲタ!
輝く先に見える風景は・・・。
・・・やっぱりねぇ。
『友情の恐怖。』
お楽しみに☆


09 | 2017/10 | 11
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☆俺の紹介☆

☆以蔵☆

Author:☆以蔵☆
1981年12月29日生誕。
社会人3年生です。
学生結婚☆


11月13日12:10分
待望の第1子誕生☆

陣痛から4時間の
超安産で産声をあげました。

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